太る東京、やせ我慢の大阪、やせ細る九州と四国
太る東京、やせ我慢の大阪、やせ細る九州と四国
しかも問題は、差がますます拡大していることだ。平成24年から平成30年までの間で増えた年収額のランキングを作ると、次のようになる。別表2。
東京一極集中が進む中で、相変わらず東京の突出ぶりが目立つ。意外? なのは札幌と沖縄が急上昇していることだ。インバウンドの効果だろうか? 名古屋は堅調。大阪はジリ貧。九州や四国はやせ細る一方。
「国税庁の民間給与実態統計調査結果 第2表 国税局別及び事業所規模別の給与所得者数・給与額 その3 平均給与」を元に作成した。
なお、国税局の管内は次の通り。
札幌国税局 北海道
仙台国税局 青森県 岩手県 宮城県 秋田県 山形県 福島県
関東信越国税局 茨城県 栃木県 群馬県 埼玉県 新潟県 長野県
東京国税局 千葉県 東京都 神奈川県 山梨県
金沢国税局 富山県 石川県 福井県
名古屋国税局 岐阜県 静岡県 愛知県 三重県
大阪国税局 滋賀県 京都府 大阪府 兵庫県 奈良県 和歌山県
広島国税局 鳥取県 島根県 岡山県 広島県 山口県
高松国税局 徳島県 香川県 愛媛県 高知県
福岡国税局 福岡県 佐賀県 長崎県
熊本国税局 熊本県 大分県 宮崎県 鹿児島県
沖縄国税事務所 沖縄県